いっしーの足跡

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いっしーの足跡~とある大学生の日常記録~

とある旧帝大生の日々の出来事や心情を赤裸々に

命日と誕生日

Hatena

5月14日と15日、私にとって大事な日にちです

 

どうもいっしーです

私の家では猫を飼っていました、名前はランといいます。

ランだけど男の子です。

 
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私が生まれるよりも前の話、夏のある日暑かったので母が玄関の扉を開けて朝食を作っていると足元から小さくか細い鳴き声が聞こえてきたそうです。

掌に乗るくらい小さな生まれたてのその子猫を飼うことにしたのですが性別をしっかりと確かめないまま、メスだと思い込んで名付けてしまったのでこの名前なんです(笑)

 

ランがうちに来てから2年後私が生まれました、小さいころからいつも隣にいて、幼いころはいっつも猫パンチをくらいながら育ち、私が成長すると喉を鳴らしながら膝の上に座り撫でろとばかりに頭をこすりつけてくる。撫でないと後ろを追いかけまわしてきたりしました(笑)

自由気ままで、それでいて他のどんな猫より甘えたがりで人懐っこいランのことが大好きでしょうがなかったです。

 

ランはとても長生きでした。猫は生後2年が人間の24歳程にあたるといわれそこからは人間の4倍のスピードで年老いていきます。

どんなに長生きと言っても人間と同じ時の流れでは生きられません。

それは私が高校3年生の頃でした。

その年に入ってから体重が急に減ったり、短期間の入院をしたりとあまり体調がよくなかったラン。それでも家にいるときは元気でそれまでと何も変わらずいつも通りずうずうしく甘えてきます。そんな姿を見て別れが近いなんて微塵も考えませんでした。

 

4月の終わり。ランが倒れて入院したと帰宅後告げられます。

「いつも通り1週間くらいでかえってくるんでしょ?」という私に

母親は俯きながら言います。「もうおそらく帰ってこれない」と

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突然そんなことを言われても気持ちがついていきません。

だって昨日まであんなに元気だったじゃないか

きっと何かの間違いに違いがない

 

そんな思いもむなしく数日後病院から電話がかかってきます

「呼吸が浅くなっている、今夜が峠でしょう、最後は家で看取ってあげて欲しい」

 

久しぶりに会ったランは少し小さく見えました

呼吸は浅く短く、しかし名前を呼びかけると弱弱しく返事をします。

 

その日私はランの隣で横になり手を握ります

 

隣にいて安心させてあげたい

1秒でも長く一緒にいたい

もっと可愛がってあげられたんじゃないか

 

しだいに目はうつろになり身体は固く冷たくなっていくランにそんな感情で高校3年生は涙をボロボロながしながら声をかけ続けました。

 

最期にランは私たちが飼い主で幸せだと思ってくれたでしょうか?

私たちと暮らした20年以上、人間での100歳以上にあたる時間に満足してくれたでしょうか?

これは私の勝手な思い込みかもしれないけど最後に私を見てくれたひとみや聞かせてくれた鳴き声はとても安らかなものだったと思います。

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それは5月14日の出来事でした。

今この文章を書いている5月15日は私の誕生日です。

毎誕生日を迎えるたびに1日前は命日だったなと思いだし

「俺の分も頑張って長く生きろよ」

と新たな1年に向けてランが背中を押してくれているような気分になります。

 

今年の14日は母の日だったこともあり母親にLINEを送ると昔撮ったランの写真を送ってくれて見た時思わず私はちょっと泣いてしまいました。

 

今日で21になります。今年もランに見られて恥ずかしくないような立派な1年にしたいと思います!

うまく言葉にまとめられなかったけどここまで読んでいただきありがとうございました!

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